しっぽを振るラブラドール 風、空、海、星空、ドッグラン、愛犬
美味しい料理、大人の隠れ家

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 裏リン

RWオーナー この物語の著者。自分では面白い文章を書いていると思いこんでいる、ちょっとお茶目な人間。
イチコ 私の妻、つまり奥さん、あるいは家内、嫁さん、片割れ、腐れ縁なのである。
マーベリー 土佐犬に似ているがれっきとしたラブラドールレトリーバーで、1991年、川島家にやってきた。とてつもない食いしん坊で、幼少のころ、ネコのご飯がすぐに減るので調べたら、毎夜、人間の入浴中にネコのご飯を盗み食いしていた。と、その時背後からの私の気配に気づき口の中のキャットフードをボトリと床に落とした。頭はいいが我が儘なやつ。
マーベリーは2003年1月にお星様になりました。
オリーブ 1993年生まれ、マーベリーの娘、母親とは似ても似つかず完璧な父親似。散歩中入り江を見つけ、釣り人の目の前の水面に飛び込み、水しぶきを浴びせかけ、「何しやがるんでー、このいぬー」と怒鳴られたり、崖から落ちたが、強運で命拾いをした経験を持つ強者。「突貫小僧」とか「じゃじゃ馬娘」と呼ばれたりもする。

ここでいきなりマーベリの家系図を書いてしまうのだ。
主な登場人物も以下に名前の書いてある通りである。

マーベリ−
1回目の出産   2回目の出産




























 







































 












オリーブ
ジュジュ ラック ベルキー ナナ アニー バレン
神奈川 宮城 北海道 埼玉 北海道 大阪

特別編「北海道犬連れの旅」はこちらから




以上のマーベリーファミリーが起こしたドタバタ喜劇。ペンションに泊まりに来られたお客さんのおもしろ話、よもやま話。そしてわしの戯言である。
 マーベリー物語
「ハスキーにしようではないか」私は夫の威厳と体力的優位を、誇示するかのよ うに言った。すると私の予想に反して、へちゃ顔美人の我が妻は「えー、いやや」と、絶対的頑固、断固として受入拒否の態度を露わにするのだ。 マーベリーの写真
私は怯み、普段ならば、「えーなんででや」と大阪弁、正しくは南河内弁で答えるところだか。
南河内弁とは大阪の中でも特に言葉遣いが荒く、非常にガラが悪く聞こえる言葉である。
 私はショックを受け、これはいかんと作戦を練り直し、はて、こやつは何を飼いたがっているのか。すかさず「ほんだら、何が飼いたいの?」とやや情けなく、優しく聞いた。
 すると、イチコはウフフとほくそ笑み「ゴールデンレトリーバー」と答えた。私はすぐに「えー、いやや」と先程の妻と同じセリフで答え、絶対的頑固、断固として受入拒否の態度を示した。
 こういう攻撃は結構利くもので、昔、サソリ固めを得意技としていた長州力に藤波辰巳は掟破りの逆サソリという、相手と同じ攻撃を仕掛けて精神的プレッシャーをかけていた。やはり妻は先程の私よりも怯んだ様子で黙り込み、「ウーン」と唸るだけ だった。
長い沈黙の後、展開の打開をはかるべく妻が「ラブラドールレトリーバー は?」と、さっきの胸元をかすめるシュートから外角にはずれるカーブのように聞いてきた。
 ゴールデンレトリーバーは毛が長く、優雅で、シャナリシャナリと歩き、どちらかと言えば我が家のような庶民ではなく、父親のことをダディ、母親をマミィ、祖父はおじいちゃま、祖母はおばあちゃまと呼ぶようなブルジョアの方が似合うが(この「ちゃま」がブルジョア家庭の特徴なのだ)ラブラドールレトリーバーといえば頭の毛は中学生の坊主頭のようで、ズングリムックリだが、利口で盲導犬や警察犬や麻薬犬にも使われている犬ではないか。 
マーベリーの写真
これは私達のような庶民が飼っても似合うのではないかと思ったが、ここはやっぱりもったいつけて、君が欲しいなら私は折れよう、なんて優しい夫なんだということを妻にアピールしなくてはならない。
 そこで私は少し考える振りして「ウーン」と唸り、おもむろに「君がそう言うんだったらラブでも僕はいいよ」と何故か東京弁で答えたのだった。
犬種は決まった。決まれば行動が早いのが私の長所でもあり、短所でもある。(両刃の剣と言うのかな)いつも私も行動に振り回され、散々文句を言っていたイチコだが、このごろは私の行動を見抜いており、動じることなくついてくるようになった。
 よく鬼のような行動力とか言われるが、はたして鬼には行動力があるんだろうか。それよりも鬼というのが実在するのかどうかの方が問題であるような気もするが。
 「さあー行くぞ」と勢いよく立ち上がったもののどこへ行けばいいのか本人にも分からない。
 そのころ、ラブはマニアックでペットショップでは扱っていなかった。愛犬の友という雑誌にブリーダーの広告が載っているのを見たことがある。とにかく本屋さんに行った。そして愛犬の友を小脇に抱えて帰ってきた。その中に掲載されている広告を比較検討した。
 私達の、ブリーダーを選ぶポイントは、
1.個人であること。プロよりも大事にされていることが多いので。よく個人のふりをしてプロが広告を出しているので注意が必要らしい。
2.母犬を見せてくれるところ。見せてくれないところは高年齢の犬に子供を 生ましていたりする。母犬の体にも悪いし、いい子犬は生まれにくい。又、そういうことをするところからは決して買ってはいけないらしい。
3.子犬を選ばせてくれるところ。プロの中には悪い犬から出していって、も し残ったとしても自分の所には良い犬が残るようにしているところがあるらしい。 などがある。
 その結果、なんのことはない、自宅から近い千葉の横田のNさんに決定した。すぐに電話するようにイチコに頼んだ。
 最初は嫌がったが、「今日は一段と綺麗だねー」とか言って誉めると「もー」と牛のように言いながら、電話をしてくれた。女心は複雑とはいうものの、結構単純でちょっと誉めるとすぐに言うことを きいてくれるのだ。嘘だと思うのなら、試しに奥さんに「今日は一段と綺麗だ ねー」とか「その服似合うねー」とか言うと「何言ってんだか」とか言いなが ら心の中ではかなり喜んでいて、晩御飯のおかずも豪華なものになったりする。但し、夜に迫られても責任はとれないのであしからず。
 「もしもし、子犬は生まれていますか?今から見に行きたいのですけど」 「生まれたけど、今見てもイモ虫みたいなもんだよ」と言われたが、こうと思えばいても立ってもいられないのが私の性格で「それでもいいですから見せて下さい。お代官さまー」とお願いした。久留里線の横田の駅に着いたら電話することにして、”恋人もいないのにいそいそ出かけていきました”。byシモンズ「恋人 もいないのに」から。

横田駅から電話して待つこときっちり3分。カップラーメンのようにNさんは愛車の軽自動車に乗り、助手席にはすぐに分かるようにラブの子供(3ヶ月 のラッキーちゃん)が乗っていた。しかし久留里線は木更津駅から上総亀山駅まで行っている単線のローカル線で、おまけに無人駅ときているのだ。都会の大きな駅なら、いざしらずおやしらず、この駅には目下の所私達以外、人っ子一人もいないのに、目印としてラブの子供を乗せてくる必要は全くないように思われた。しかし、そのラッキーちゃんはとてもとても可愛くラブラドールにして良かったと思ったのだった。
 Nさんの後について車を走らすこときっちり3分またしてもカップラーメンのように目的地に着いた。「さあさあ、こっちですよ」母屋の隣の棟に案内された。土間があり障子を開けると畳の部屋一面に町内の古新聞を全て集めたと思われるほどの新聞が、重ねて敷き詰めてあった。その真ん中に今から思えばマーベリーに似ている犬が横たわっていた。
 しかし、初めて見るその犬はとてつもなく大きく見えた。そのときの印象では、今のマーベリーの1.5倍位、小さな馬ぐらいに感じた。(ちょと大袈裟かな)こんなに大きくなるのかと少したじろいだ。
 生まれたばかりの子犬はNさんの言うとおりまるでイモ虫のようにそこら辺をガサゴソと這い回っていた。どの子犬が良いか見分けるの事など不可能な状態だった。Nさんは母犬はそんなに良い犬ではないけれど、父犬は良い犬ですよと言った。そして父犬は茶色が強いと聞いたので、茶色で父犬の血を多く受け継いでいて、大きい子犬に目星をつけて、第一候補として、もう少し大 きくなった時に見に来ることにして、その日は帰ったのだった。
 約1ヶ月後、もう一度Nさん宅に行った。そこには今時にしては珍しいオカッパ頭の女の人と青白い顔をした青年がいたのだ。女の人はちょっと変わったお洒落という感じだった。青年は頭を刈 り上げており、その風貌から板前だと直感した。のちに彼はフランス料理のシェフだと判明した。当たらずも遠からずなのだ。私達は、やはり最初に目星をつけていた子犬を選んだ。私達と青年達(名前はアーさんと言う)は名刺を交換して涙ながらに別れたのだった。
約1ヶ月後、いよいよ子犬を引き取ってきた。マーベリーと名付けられた子犬は初日、元気がなく、一日中おとなしかった。2日目、とたんに元気にな り、庭の芝生(わしはこの頃から芝生が大好きだった。よく裸足で芝生を歩いては喜んでいたものだった。)の上を走り回った。買い物に出かけた。Nさんから車で買い物に行って車に一人で留守番させると寂しがってずっと鳴いていると聞いていた。買い物が終わって急いで車に戻ってきた。寂しくて「ピーピー」鳴いているんじゃないかと車をのぞいた。するとなんとマーーベリーはグーグーと鼾をかいて寝ていたのだった。なんちゅう子犬やと思ったが、こいつはひょっとしたら将来、大物になるかもしれないと一人感心したのだった。
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マーベリーの写真

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